皆様、こんにちは。
広島市でフィットネスジムを運営していますfitnessgym Vace1です。
ここ数日、夏らしい暑さが続いていると思えば、気がつけばもう6月なんですよね。
日本気象協会が5月26日に発表した「梅雨入り予想」によりますと、
今年の梅雨入りは、ほぼ平年並みか早いでしょう。九州では5月30日頃から雨の季節で、梅雨入り早々、大雨になるおそれがあります。四国や本州も、6月に入ると次々に梅雨入りする見込みですので、梅雨時の大雨への備えは、早めに行ってください。
とのこと。
梅雨といえばジメジメした天気ですが、そんな梅雨に気をつけていただきたいのは「熱中症」です。
熱中症といえば、夏本番の7〜8月に多いというイメージがありますが、梅雨の時期も熱中症の発症リスクはとても高く注意が必要です。
今回は、いよいよ梅雨のシーズンが到来ということもあり、「熱中症」についてお伝えしたいと思います。
梅雨のシーズンに熱中症リスクが高まる理由
人間は運動などで身体を動かすと、体内で熱が作られ体温は上昇しますよね。
その熱を体内に留め続けておくわけには行きません。
人体は身体の表面から空気中へ熱を逃がしたり、汗をかいた際に汗が蒸発する時の気化熱(液体が蒸発して気体に変わる時に周囲から吸収する熱)が身体から熱を奪い、体温を下げる働きをしてくれているんだとか。
ですが、その体温調節の時に邪魔になるのが「湿度」です。
湿度が高いと洗濯物はなかなか乾かないのと同じように、湿度が高いと汗は蒸発しにくくなります。
ジメジメした梅雨はこの湿度が高まるため、気化熱による熱の放散が少なくなり、身体の中で作られた熱を体外に放出しにくくなるため、体内に熱がこもりやすくなることが原因ということなんですね。
熱中症の主な症状とは
熱中症は、体温が上昇により、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなり、軽度なものから重度なものまで様々です。
○軽度
- 立ちくらみや、生あくび
- 筋肉痛、筋肉の硬直、こむら返り
- 大量の発汗
○中等度
- 頭痛
- 吐き気(嘔吐)
- 倦怠感
- 虚脱感
○重度
- 意識障害
- けいれん
- 手足の運動障害
- 高体温(体に触ると熱い状態)
熱中症の疑いがある場合は、早期対応が何より大切です。
まずは
- 意識があるか?
- 水分を飲めるか?
を確認しましょう。
その際、意識がしっかりあり、水分補給ができるようでしたら、日陰や冷房の効いた涼しい場所に運び、こまめな水分補給をしながら安静にさせ様子をみましょう。
意識が朦朧としていたり、動くことが困難な場合や、水分補給ができない状態の場合は、迷わず救急車を要請し、救急車が来るまでは上記の応急処置を施すようにしてください。
熱中症を予防しょう!「水分補給」
熱中症対策で何よりも大切なのは、「こまめな水分補給」です。
人体は60%が水分でできており、身体の6%の水分を失うと頭痛や体温の上昇などの脱水症状が現れると言われています。
また、体内の水分が不足すると、血液の濃縮度が増し、血栓がつくられやすい状態になります。
特に高血圧などで動脈硬化が進行している人は、脳卒中や心筋梗塞を起こすリスクが高まるため注意が必要です。
熱中症を予防するための理想的な水分補給は「常温に近い水分を150~200mLずつこまめに飲むこと」と言われ、
水分補給は、身体から水分が失われやすい
- 起床時
- 運動の前後
- 入浴の前後
- 就寝前
に行うようにすると効果的です。
熱中症を予防しょう!「暑さに強い身体作り」
熱中症を予防するために水分補給や室温の調節や服装の工夫も大切ですが、常日頃からウォーキングやランニングなどの運動で「汗をかく習慣を身につけること」も、大切な予防法です。
運動習慣が身についている人は、体温調節機能が身についていることが多い為、熱中症にもかかりにくくなるわけですね。
ですが、何事も油断は禁物。
どんなに普段から汗をかき、運動習慣が身についている人も、暑い日差しの下や、高温多湿の室内で行う運動には注意が必要です。
できるだけ気温の低い場所や時間を選び、無理はせず熱中症対策を怠らないようにしましょう。
まとめ
今回は「梅雨と熱中症の関係」についてお伝えしました。
雨の日が続く中の晴れ間や、梅雨明けの蒸し暑くなった時期にも熱中症は多く見られます。
まだ暑さに慣れていない6月はうまく汗をかくことができず、放熱量が低くなる為、身体は体温調節がうまくできません。
熱中症にならないために、正しい知識を身に付け、こまめな水分補給と日頃からの暑さに負けない体つくりを心がけてくださいね。
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