ブログ:【注意!】肩甲骨が硬い人が急増中!

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こんにちは。広島市でフィットネスジムを運営しているfitness gym Vace1です。

最近よく、「肩甲骨はがし」や「肩甲骨リセット」などといった、肩甲骨の可動域や機能を促進する言葉をたくさん耳にします。

それもそのはず。

肩甲骨が硬いと、身体に様々な不調に繋がってしまうことがたくさんわかってきているからです。

なぜ、肩甲骨は硬くなってしまうのか。そして、どうすれば肩甲骨の可動域が広がるのか。

今回は「肩甲骨」について詳しくお伝え致します。

肩甲骨の役割って?

肩甲骨は、人体の上肢(腕)と胴体を連結する重要な骨です。

肩甲骨の上部には上腕二頭筋や三角筋の一部が付着しており、肩関節や腕の動きを常にコントロールしてくれています。

また、肩甲骨は胸郭に固定されており、腕の前後・上下における可動域を広げる役割も担ってくれているだけではなく、背骨と連結されています。

適切な肩甲骨の位置を保つことで、背骨の姿勢を維持し、正しい身体のバランスを促します。

これらの役割により、肩甲骨は腕の運動の基盤として機能し、正しい姿勢と適切な肩関節の動きをサポートしてくれているんですね。

肩甲骨が硬くなると…

肩甲骨が硬くなると、様々な症状が生じる可能性があります。

以下に一般的な例を挙げます。

○痛みや不快感:肩甲骨の硬化によって、肩周りや背中の筋肉や靭帯が過度に緊張し、痛みや不快感が生じることがあります。

○可動域や運動の制限:硬くなった肩甲骨や周囲の組織は柔軟性が低下し、肩の可動域が制限される可能性が高まります。これにより、腕の上げ下げや回旋、背中の動きなどが制約されることがあります。

○姿勢の変化:肩甲骨が硬くなると、姿勢が悪化することがあります。肩甲骨が外に開いたまま固まり、背中が丸まったり、猫背になりやすくなると言われています。

○筋肉の弱化:肩甲骨周辺の筋肉が硬直すると、筋力や筋持久力が低下することがあります。これによって、日常生活の動作や運動能力が低下する可能性があります。

○血液循環の障害:硬直した肩甲骨や周囲の筋肉が血液循環を妨げる場合があります。これによって、酸素や栄養素の供給が不十分になり、組織や筋肉の機能が低下する可能性があります。

○冷え性やむくみの原因に:肩甲骨の硬さが冷え性やむくみの原因になる可能性があります。肩甲骨の周囲の筋肉や組織が硬くなると、正常な血液循環やリンパ液の流れが妨げられることがあります。これによって、血流やリンパ液の流れの低下が引き起こされ、冷え性やむくみの症状が現れることがあります。

ただし、これらはあくまでも一例です。
もし、これらの症状でお悩みの方は、医師や専門家に相談して、適切な評価とアドバイスを受けることをおすすめします。

肩関節をリセットする方法は?

肩関節の可動域を高めるためには、以下の方法が有効です。

○ストレッチングと柔軟性のトレーニング:肩関節の周りの筋肉を柔軟にするために、ストレッチや柔軟性のトレーニングを行いましょう。肩の前、後ろ、上、横など、さまざまな方向にストレッチを行うことで、関節の可動域を広げることができます。

○強化トレーニング:肩関節を支える筋肉を強化することも重要です。特に肩甲骨周りの筋肉を鍛えると、肩関節の安定性が向上し、可動域も広がります。プッシュアップ、プルアップ、ダンベルのショルダープレスなど、肩を鍛えるためのトレーニングを取り入れましょう。

○モビリティエクササイズ: 肩関節の可動域を広げるための特定のエクササイズもあります。例えば、壁に対して腕を伸ばし、肩甲骨をスムーズに動かす運動や、棒を使って肩関節を円を描くように動かす運動などがあります。これらのエクササイズを定期的に行うことで、可動域を向上させることができます。

○マッサージやストレッチングツールの使用する:肩関節周辺の筋肉や組織をほぐすために、マッサージやストレッチングツールを使用することも有効です。フォームローラーやテニスボールを使って筋肉を揉みほぐしたり、ストレッチバンドを使って肩周りの筋肉を引き伸ばすことで、可動域を改善することができます。

可動域を高めるためには、無理な負荷や過度のストレッチを避けることも重要です。

正しいフォームで行い、自分の体の限界を超えないように注意しましょう。

また、怪我や痛みがある場合には、専門家の指導を仰ぐことをおすすめします。

まとめ

今回は肩甲骨が硬くなることで起こる障害や、その改善方法について詳しくお伝えしました。

肩甲骨の位置や可動域を正常にすると、

  • 肩関節の安定
  • 姿勢の改善
  • 冷え性むくみの改善

などなど、良いことがたくさんあります。

是非、ご自身に合った改善方法を見つけそして継続してくださいね。

もし、怪我や痛みがある場合には、専門家の指導のもとで運動やトレーニングを行うことをおすすめします。

肩甲骨を正しい位置と可動域にし、より良い生活をお送りください。

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