ブログ:股関節の柔軟性を高め健康な毎日を!

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こんにちは。広島市でフィットネスジムを運営しているfitness gym Vace1です。

昔と比べて身体が硬くなった…。と感じることはありませんか?

特に股関節の硬化は痛みや姿勢の悪化、代謝の低下など様々な弊害をもたらします。

今回は、股関節が硬くなることによる身体への影響や、日常生活で気をつけるポイント、股関節を柔らかくするストレッチなどを紹介します。

股関節が硬くなると

股関節が硬くなると、可動域が制限されてしまうため、日常生活や運動活動に制約が生じます。

例えば、階段の昇り降りや座ったり立ったりする動作がなどですね。

運動や身体活動の範囲が制限されてしまうと、基礎代謝量やエネルギー消費が減少してしまうことも。

また、股関節の可動域が制限されると、周囲の筋肉の使用が制限されるため、筋力が低下してしまったり、身体のバランスや姿勢が崩れてしまうなんてことも考えられます。

代表的な例を挙げると、股関節の可動域が制限されることで前傾姿勢が強まり、背中が丸まり「猫背」を引き起こしやすくなると言われています。

股関節が硬くなると代謝が少なくなる仕組み

股関節の可動性が制限されることで、代謝が減少するメカニズムは以下の通りです。

○運動量の低下:股関節が硬くなると、運動や身体活動の範囲が制限されます。運動量が低下すると、基礎代謝やエネルギー消費が減少してしまうことがあります。

○筋力低下:股関節の可動域が制限されると、周囲の筋肉の使用が制限されます。筋肉はエネルギーを消費する代謝活動の重要な要素であり、筋力低下によって代謝率が低下してしまうことがあります。

○血行循環の低下:股関節の硬直は血液の循環を妨げる可能性があります。適切な血行循環は代謝に重要な役割を果たし、酸素や栄養素の供給、老廃物の排出を助けます。血行循環が低下すると、代謝率は低下してしまいます。

○炎症の増加:股関節の硬直は炎症の発生を促す可能性があります。炎症は体内の代謝プロセスに影響を与えることがあり、代謝率の低下や代謝の乱れを引き起こす可能性があります。

股関節の硬化を防ぐには

股関節の硬化を防ぐためには、以下のポイントに注意することが重要です。

○適切な運動:適度な運動を行うことで股関節の可動域を維持することができます。股関節を柔らかくするために、ストレッチや股関節の可動域を広げる運動を取り入れましょう。ただし、無理な負荷や衝撃を与える運動は避け、ご自身の身体に合った適切な運動プログラムを組むことが大切です。

○日常生活での注意:長時間座り続けるなど、股関節が固まる可能性のある状況を避けましょう。長時間同じ姿勢でいる場合は、定期的に立ち上がったり、股関節周辺の筋肉をほぐすために軽い運動やストレッチを行いましょう。

○バランスの良い食事:栄養バランスの取れた食事を摂ることは、関節の健康維持にも重要です。カルシウムやビタミンDを含む食品(乳製品、緑黄色野菜、魚など)を摂取し、骨や関節の健康をサポートしましょう。

○適切な姿勢と体重管理:正しい姿勢を保つことは股関節の健康に寄与します。良い姿勢を維持するために、椅子やデスクの高さを調節し、腰のサポートや姿勢改善のためのクッションを利用します。また、適切な体重を維持することも重要です。過剰な体重は股関節に負荷をかけ、関節の健康を損なう可能性があります。

股関節の可動域を広げるストレッチはコレ!

①【バタフライストレッチ】

  1. 床に座り、膝を曲げて足裏をくっつけます。
  2. 足の外側を掴み、股関節の引き寄せるようにして軽く押します。
  3. 股関節の緊張感を感じながら、背筋を伸ばした状態で10〜15秒キープします。
  4. リラックスして元の姿勢に戻ります。これを数回繰り返します。

②【ランジストレッチ】

  1. 立ち上がり、右足を大きく前方に一歩踏み出します。
  2. 右膝を曲げながら、左足を後ろに引いていきます。
  3. 足裏全体が床につくようにすると、股関節の伸展が感じられます。
  4. 身体を少し前傾させ、股関節の緊張感を感じるまで10〜15秒キープします。
  5. ゆっくりと元の姿勢に戻り、反対側も同様に行います。

③【ヒップフレックスストレッチ】

  1. 立ち上がり、壁やテーブルなどのサポートを使います。
  2. 右足を前方に一歩踏み出し、左足は後ろに伸ばします。
  3. 右足の膝を曲げながら、左足を床に近づけます。股関節の前側を感じるようにします。
  4. 身体を少し前傾させ、股関節の緊張感を感じるまで10〜15秒キープします。
  5. ゆっくりと元の姿勢に戻り、反対側も同様に行います。

これらのストレッチは、無理な力を加えず気持ちいいと感じる範囲で行うようにしましょう。

まとめ

今回は、股関節が硬化すると生じる弊害や、柔軟性や可動域を広げるポイントやエクササイズについて詳しくお伝えしました。

股関節は私たちの身体にとってとても重要な関節です。

体重を支えているだけではなく、立つ、座る、歩くといった人間の基本動作の多くに重要な役割を果たしています。

股関節の効果を防ぎ、皆様が健やかな日々をお送りいただけることを心より願っております。

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