ブログ:冬の健康作りは「お風呂」で!

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皆様、こんにちは。

広島市でフィットネスジムを運営しているfitnessgym Vace1です。

2022年も残すところあと5日ですね。

だんだんと厳しくなるこの寒さと、年末の忙しさが重なり体調を崩されたりしていませんか?

冬の「冷え」は、身体の血行が悪くなり、内臓の働きや免疫力が低下します。

この寒い冬こそ身体を温め、生活習慣を整えたいところですね。

皆様は、身体を温めるなら何をしますか??

体が温まる食べ物を食べたり、厚着をしたりと様々な選択肢がありますが、

「お風呂に入る」

と思われた方が一番多いのではないでしょうか。

私たちが普段から行なっている「入浴」という行為。

実はとっても身体にいいんです。

さて今回は、そんな寒い冬に身も心も温めてくれる「お風呂」についてのお話です。

まずはお風呂の歴史から

お風呂の起源は諸説存在するみたいですが、6世紀に仏教とともに、中国から伝わってきたそうです。

入浴は「七病を除き、七福が得られる」と、仏教では説かれており、当時の人々も健康のために入浴をしていたことがわかります。

その後、仏に仕える者が身体の汚れを落とすことは大切な仕事と説かれ、多くの寺院で浴堂(サウナのようなもの)が備えられるようになったんだそうです。

その後は徐々に、仏に仕える者だけではなく、庶民へも入浴を施したことから、お風呂に入るという習慣が浸透していきます。

江戸時代になると、宗教的なものではない純粋な公衆浴場「銭湯」が普及します。

ですが、銭湯とは言っても、蒸し風呂のような「戸棚風呂」というもので、熱い小石の上に水をかけて出た湯気で上半身を蒸らし、膝から下のみ暖かいお湯に浸すという温まり方なんだそうです。

明治時代なると、庶民の銭湯利用者が急増し、銭湯も蒸し風呂式をやめ、お湯をたっぷりはった大風呂に変化し、大正時代では、板張りの洗い場や木製の浴槽からタイル張りの銭湯+水道式のカランが取り付けられ、グッと現代のお風呂に近づくわけですね。

それでは、私たちが普段入浴しているような家風呂はいつからなの?

と、なるわけですが、それはなんと昭和の高度成長期になってからだそうです。

お風呂の歴史は長くても、家風呂の歴史はすごく短いんですね。

こんなにある!お風呂に入るメリット①:「温熱作用」

お風呂の熱により、皮膚の毛細血管や皮下の血管が拡張し、全身の血流が促進されます。

また、自律神経の副交感神経系が優位になり、筋肉や関節組織が弛緩し、リラックス効果が得られます。

【温熱作用で得られる効果】

  • 血管の拡張→血行促進
  • 酸素や栄養分の運搬促進
  • 疲労物質や老廃物の排出促進
  • 筋肉痛や疲労の回復促進

など

こんなにある!お風呂に入るメリット②:「静水圧作用」

動かない水の中で身体にかかる水圧のことを「静水圧」と言い、全身の血行改善やむくみの解消などが期待できます。

【静水圧作用で得られる効果】

  • むくみの解消
  • 新陳代謝の向上
  • 疲労物質や老廃物の排出促進
  • 筋肉痛や疲労の回復促進

など

こんなにある!お風呂に入るメリット③:「浮力の作用」

湯船に浸かった際に身体にかかる浮力の影響で、筋肉や関節へかかる負荷が減り、浮遊感によるリラックス効果が期待できます。

【浮力の作用で得られる効果】

  • リラックス効果
  • 筋肉痛や疲労の回復促進

など

こんなにある!お風呂に入るメリット④:「清浄作用」

お風呂のお湯に浸かるだけで毛穴が開き、皮膚表面の汚れは十分に落とすことができると言われています。

【清浄作用で得られる効果】

  • 皮膚の表面にある汚れや皮脂を流す

など

こんなにある!お風呂に入るメリット⑤:「粘性(抵抗性)作用」

水(お湯)には粘り気があり、水中で手足を動かしたり、軽いストレッチなどを行うと陸上で身体を動かすよりも高い効果を得られることができます。

【粘性(抵抗性)作用で得られる効果】

  • 陸上で行うよりも高い運動効果やストレッチ効果

など

おすすめの入浴方法はコレ!

○お風呂の温度:体温から算出する方法が一般的です。ぬるめは基礎体温から+2~3℃くらい、熱めは体温(基礎体温)から+5~6℃となります。ですが、これらはあくまでも目安に過ぎません。季節やご自身の体調に合わせて調節しましょう。

○お風呂に浸かる時間:一般的には10分程度がおすすめです。顔や額がじんわり汗ばんでくるくらいまでが目安ですが、水分補給はこまめに行い、長時間の浸かりすぎには注意が必要です。

○お風呂に入るタイミング:疲労回復や快眠に最も効果があるとされているのは、就寝の1~2時間前だそうです。入浴で上昇した体温が下がるタイミングで眠りにつくことが大切と言われています。

まとめ

今回は、「お風呂」について詳しくお伝えしました。

冷えは万病の元と言われるように、身体を冷やしてしまうと様々な弊害が生じます。

また、年末年始は何かと忙しく、ストレスが溜まりやすかったり、生活が不規則になってしまったりと体調を崩しやすい季節です。

寒くて忙しい時期だからこそ、身も心も温まるお風呂に入りましょう。

その際は、熱すぎるお湯や、長時間の長風呂、入浴後の湯冷めには十分気をつけてくださいね。

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