ブログ:ダイエット中って「脂質」は不要?

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こんにちは。

広島市でフィットネスジムを運営しているfitness gym Vace1です。

ダイエット中の方は特に、

「できるだけ脂質は摂りたくない…」

と考えてしまうのは当然のことです。

中には、カロリーを気にして全く脂質を摂らないという方も。

脂質を避けることが健康的なダイエットの秘訣だと考えている方は多いのかもしれませんね。

ですが、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、実は「脂質」は私たちの健康において欠かせない栄養素の一つなのです。

今回は、脂質の役割や理想の摂取方法などを詳しくお伝えしたいと思います。

脂質って何?

脂質は通常、水に溶けにくい疎水性という性質を持つ有機分子で、多くの機能と役割を果たしています。

以下は脂質の主要な種類と役割です。

○脂肪酸:脂質の基本的な構成要素で、長い炭素鎖を持つ分子です。脂肪酸はエネルギー供給や細胞膜の構造要素として重要なんだとか。

○トリグリセリド:トリグリセリドは脂肪の主要な形態で、1つのグリセロール分子に3つの脂肪酸分子が結合したものです。主に体内でエネルギーの蓄積と供給を担当してくれています。

○リン脂質:リン脂質は細胞膜の主要な構成要素で、細胞の膜の機能や安定性を維持します。また、神経細胞の機能にも関与しているそうです。

○ステロイド:ステロイドは脂質のサブクラスで、コレステロールや性ホルモン(エストロゲン、テストステロンなど)が含まれます。これらは細胞の構造とホルモンの合成に必要なんだとか。

○脂肪溶性ビタミン:脂質と結合し、吸収および蓄積に関与するビタミンA、D、E、Kなどのビタミンがあります。

脂質の役割って?

脂質は、身体にとって非常に重要な栄養素であり、以下の主要な役割を果たしています。

○エネルギー供給:脂質は、身体にエネルギーを供給する主要な源の一つです。1グラムの脂質は約9カロリーのエネルギーを提供します。これは、身体が活動に必要なエネルギーを得るために利用されます。

○細胞構造の一部:脂質は細胞膜の主要な構成要素です。細胞膜は細胞を取り囲み、細胞内と外の環境を区別する役割を果たし、細胞の機能を維持します。

○脂溶性ビタミンの吸収:脂質は脂溶性ビタミン(A、D、E、Kなど)の吸収に不可欠です。これらのビタミンは健康に不可欠であり、脂質と一緒に摂ることで効率的に吸収されます。

○ホルモン合成:一部のホルモンは脂質から合成されます。たとえば、性ホルモンや副腎皮質ホルモンは脂質から派生し、体内の様々なプロセスを調節します。

○体温調節:脂質は体温調節にも関与します。脂肪が燃焼することで体温を維持し、寒冷な環境に対する適応を支援します。

○神経機能:脳と神経系は高い脂質含有量を必要とし、正常な神経機能に必要な栄養素です。

一日の脂質摂取量の目安は?

脂質の摂取量の目安は、総カロリー摂取量に対する割合として表されることが一般的です。

世界保健機関(WHO)や米国食品栄養委員会(Dietary Guidelines for Americans)などが推奨する一般的なガイドラインによれば、以下のような目安があるようです。

○総脂質摂取量のカロリー比率:一般的に、総脂質摂取量は1日の総カロリー摂取量の20%から35%の範囲内に収めることが推奨されています。これは、1日のカロリー摂取量に対する脂質の割合を示しています。

○飽和脂肪酸の制限:飽和脂肪酸の摂取は、総脂質摂取量の10%未満に抑えることが推奨されています。飽和脂肪酸は心臓病のリスクと関連があります。

○トランス脂肪酸の最小化:トランス脂肪酸は健康に害を及ぼす可能性があるため、摂取を最小限に抑えることが重要です。多くの国でトランス脂肪酸の使用が制限されています。

なお、これらの目安は一般的なガイドラインである為、個人の健康状態、活動レベル、特定の栄養ニーズに応じて調整する必要があります。

また、いくら脂質は必要な栄養素であると言っても、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸の制限や、健康に寄与する脂質源の摂取に焦点を当て、バランスの取れた食事を心がけることが、健康的な脂質摂取のコツとなることでしょう。

まとめ

今回は、「脂質」についてお伝えしました。

脂質は身体にとって重要な栄養素であり、ダイエット中でも必要ということをお伝えいたしました。

大切なことは

「脂質の摂取を適切に管理し、種類と量に注意を払うこと」

です。

飽和脂肪酸やトランス脂肪酸はの代わりに、モノ不飽和脂肪酸(オリーブオイル、アボカドなど)やポリ不飽和脂肪酸(魚、ナッツ、種子など)を含む健康的な脂質源を選日ましょう。

また、脂質はエネルギー密度が高いため、過剰な摂取は体重増加につながる可能性があります。

摂取量は調整し、ダイエット目標に合わせたバランスの取れた食事を心がけてください。

健康的な食事習慣を築くために、栄養士や医師と相談し、個別のダイエットプランを立てることもおすすめします。

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