ブログ:今流行りの「サウナ」で健康を!

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皆様、こんにちは。

広島市でフィットネスジムを運営しているfitnessgym Vace1です。

皆様は「サ活」という言葉をご存知でしょうか。

サ活というのは、サウナ活動の略で、今国内では老若男女問わず、空前のサウナブームとなっています。

なぜ、今サウナがブームになっているのでしょうか。

サウナに入ると痩せるから?

サウナに入るとスッキリするから?

知っているようで実はあまり知られていない「サウナ」のアレコレ。

今回は、サウナの効果や注意点について詳しくお伝えしたいと思います。

なぜ今サウナ?

S N Sなどで人気のインフルエンサーをはじめ、多くの人気タレントやお笑い芸人の方がメディアを通じてサウナ活動、通称「サ活」を行っていることをたくさん発信していることが一番の理由と考えられます。

また、サウナを題材にしたT Vドラマや漫画なども話題になり、これまで利用者の少なかった若者の間でサウナー(サウナ愛好者)が増えたこともブームの理由と言われているみたいですね。

サウナの歴史

サウナは2000年以上前のフィンランドのカレリア地方にて、食料を貯蔵したり燻製を作る為に使用していた部屋がいつのまにか沐浴を行う場所へと変わっていったのが起源なんだとか。

そして、サウナが国際的に普及・発展したのは1936年のベルリンオリンピックにて、フィンランドのチームが選手村にサウナを持ち込んだことがきっかけのようです。

それ以降、他国の参加選手がそれぞれの国にサウナを持ち帰り各国に普及広していったようです。

そして我が国日本においては1964年の東京オリンピックの際、選手村にサウナが設けられたことを契機に全国へと普及していったようです。

サウナの効果

○【疲労回復】: 通常、疲労物質である「乳酸」は酸素によって分解され、汗と共に排出されますが、サウナに入ることで血流が安静時の約2倍になり、酸素の摂取量が増加し効率よく乳酸が分解される為、疲労が回復しやすくなります。

○【免疫力の向上】:サウナに入ると身体の細胞が熱によりダメージを受けます。ですがその傷ついた細胞を修復する働きをもつタンパク質「ヒートショックプロテイン(HSP)」が増加し、結果的に免疫力が向上することがわかっています。

○【美肌効果】:サウナでの発汗は、身体に蓄積された皮脂や老廃物、メラニンなどがデトックスされる他、血流の促進により入浴後の顔色は良くなります。また、サウナの後に水風呂を利用することにより温められた肌が水風呂で冷やされ、肌の引き締め効果も期待できます。そして先ほどお伝えした通り、サウナには自律神経の乱れを改善する働きがある為、肌の免疫力を維持・促進し、肌荒れやニキビなどの予防に効果的と言われています。

○【ストレス解消】:サウナは私たちの交感神経と副交感神経のスイッチを自動的に切り替えてくれる作用がある為、自律神経の調整に繋がることから精神が安定しやすくなると言われています。また、サウナはβエンドルフィンという脳内ホルモンの分泌が促進され、精神の安定や幸せを感じやすくするオキシトシンやセロトニンなどの分泌が上昇するということがわかっているようです。

○【安眠効果】:医学的なメカニズムはまだ解明されていないようですが、日本サウナ学会の代表理事でもある加藤容崇医師によると、「サウナに入った日と入らなかった日の【深い睡眠】の割合」について、自身の睡眠状態を計測したところ、サウナに入った日が約28%で、入らなかった日が14%であったという結果が出たそうです。

サウナに入る際のポイント

○【最初は足を温めてから】:足を温めると血行が促進され、血液が身体を巡理やすくな流ことから、すぐに発汗を始めることができるんだそうです。

○【身体の水滴を拭き取ってから】:私たちの身体は、発汗により体温調節をしています。その為、発汗しやすいように身体についている水滴はできるだけ拭き取った状態で入る方がより効果は高まります。

○【入浴姿勢に注意】:サウナは、入浴した時間よりも、身体の芯まで温めることが大切です。おすすめはあぐらをかいた姿勢や、体育座りなどになり、頭から足の高低差を少なくすると全身が温まりやすくなると言われています。

○【汗を流しながら、水風呂の準備を】:サウナから出たら、かけ水やシャワーで汗を流すことをおすすめします。これは、水風呂に入る前の準備になり、水風呂に入浴した際に心臓への負担が軽減できる為です。

○【水風呂へ】:サウナへの入浴後に水風呂に入ると、皮膚の血管が収縮します。すると、水風呂への入浴後に血管が以前より拡張する為、身体が温まりやすくなります。また、サウナと水風呂の交代浴(変温浴)は交感神経を刺激し、自律神経系の調節能力が高まることがわかっています。

○【繰り返す】:サウナの入浴から水風呂までを、休憩を挟みながら数セット繰り返すことにより、血管の拡張と収縮運動が促進され柔軟な血管を作ることができます。柔軟な血管は高血圧や心筋梗塞、脳梗塞などの予防に効果的です。繰り返す回数の目安は3回になりますが、絶対に無理は禁物です。その日の体調に合わせ調節しましょう。

まとめ

今回は今や空前のブームである「サウナ」についてお伝えしました。

サウナは疲労が回復したり、美肌効果が高まったりと、身体に嬉しいことがたくさんあります。

ですが、無理をしたり、間違えた入浴方法を行なってしまうと思わぬ事態につながってしまうこともあります。

今回お伝えした内容はあくまでも理想や目安である為、必ず無理はせず、十分な水分補給と休憩をこまめに挟みながら行なってください。

周りの人と比べず、ご自身の体調や体質を常時確認しながら健康的なサウナをお楽しみください。

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